保険薬局 各位
平素より、院外処方箋の応需およびトレーシングレポートの運用にご協力いただきありがとうございます。
さて、近年、肝細胞がんに対してレンバチニブなど経口抗がん剤が使用されるようになりました。その多くは、院外処方箋により保険薬局で調剤され、患者が自宅で服用することになるため、自宅での服薬状況や副作用確認が非常に重要となります。
そこで、当院入院中に下記の4薬剤を開始した患者を対象に、下の手順で退院後のかかりつけ薬局と当院との間での情報連携を行いたいと考えています。各保険薬局の薬剤師の皆様には調剤時に服薬指導などの薬学的管理を実施していただいた後、次回外来受診日の中間日を目安にテレフォンフォローアップを行っていただき、アドヒアランス・副作用発現状況・副作用対策の実施状況などについて薬学的な管理を行うことで、より安全に薬物療法を実施できるようサポートしていただきますようお願いいたします。薬局から当院へいただいた情報は、医師・薬剤師が対応し、必要に応じて受診勧奨などを行います。
つきましては、本運用について薬局内で周知のうえ、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
対象薬剤 |
レンバチニブ (商品名:レンビマ®) ソラフェニブ (商品名:ネクサバール®) レゴラフェニブ(商品名:スチバーガ®) カボサンチニブ(商品名:カボメディクス®) |
---|---|
対象診療科 | 肝臓内科 |
フォローアップ時期 | 次回受診日までの中間日を目安 |
トレーシングレポート書式 | 当院の書式( Excel , PDF )にて送付の程お願い致します。 |
FAX送信先 | 0853-88-3042(医師クラーク室) |
運用開始日 | 2020年2月1日 |